交通事故の後遺障害の認定に納得できない場合の対応

１　異議の申立て

　交通事故によるケガについて後遺障害の申請を行い、その結果に納得できない場合、異議の申立てをすることが考えられます。

　異議の申立てを行う場合、通常は、後遺障害の認定結果や理由を分析し、それに対応した異議の理由書や関連資料を提出します。これらの作業を個人で行うことは困難を伴うことが多いと思いますので、弁護士等の専門家に相談することをお勧めします。

 

２　初回申請時の重要性

　後遺障害の申請を行う場合、医師に適切な後遺障害診断書を作成してもらい、必要な資料を取り揃えて提出することが重要になります。後遺障害診断書の記載に不備があったり、記載すべき事項に漏れがあったりすると、本来認定されるべき後遺障害が認定されないことになりかねません。

　そのため、後遺障害の申請手続きを行う際には、後遺障害診断書の記載内容や提出する資料の内容等をきちんと確認し、不備がないようにすることが大切になります。

 

３　後遺障害は早めに弁護士に相談を

　交通事故によってケガをし、後遺障害の可能性がある場合、きちんと通院し、適切な検査や治療を受けることが重要になります。症状によっては、適切な検査を受けていなかったために後遺障害を否定されてしまったというケースもあるため、後遺障害の可能性が考えられる場合には、早めに弁護士に相談した方がよいでしょう。

　弁護士法人心は、交通事故チームが交通事故案件を集中的に取り扱っており、多くの知識、経験、ノウハウを蓄積しています。

　また、弁護士法人心には、後遺障害の認定業務に携わったことのある者も所属しており、後遺障害の申請をサポートする体制を整えております。

　交通事故の後遺障害の相談は、弁護士法人心までご連絡ください。