2025年01月頭出しタイトルのみ全文

１　すぐに病院を受診する

　交通事故にあってケガをした場合、できるだけ速やかに病院を受診するようにしましょう。また、病院を受診する時は、痛みがある部分を正確に漏れがないように伝えるようにしてください。

　事故から受診までの時間があきすぎたり、事故による症状が診断名にきちんと記載されていなかったりすると、相手方保険会社等から治療費と事故の因果関係を否定されることがあるため注意が必要です。

２　きちんと病院に通院する

　交通事故によるケガについて治療する場合、きちんと病院に通院して診察を受けるようにしてください。

　病院に通院していなかったり、通院の間隔があきすぎたりすると、ケガが治ったとして治療費を打ち切られたり、治療費と事故の因果関係を否定されたりすることがあるため注意が必要です。

３　症状をしっかりと伝える

　交通事故のケガについて病院で診察を受ける時には、痛みがある部分や症状について、医師にしっかりと伝えるようにしましょう。カルテ（診療録）にしっかりと症状が記載されていれば、後日、ご自身の症状を裏付ける有力な証拠になりえます。

４　早めに弁護士に相談する

　交通事故によるケガについて、ケガの内容や症状によっては、早めに詳細な検査をした方がよいケースもあります。事故から長期間経過した後に検査で異常があった場合、交通事故との因果関係を否定されることもあるため、適時に必要な検査を行うことが重要になります。

　そのため、交通事故によってケガをした場合には、早めに弁護士に相談することをお勧めします。